公立小学校生徒たちの英語学習記録

2021年5月〜小学4年生の女の子

英語のノートに文字、単語、文を書く練習

一般的な家庭学習教材で英語の文字や単語を知っていて、学校の英語の授業で少し英語表現を習うくらいの段階で、昨年5月に、YELファウンデーションクラスにやって来た女の子。名前をMaddieとします。
今月4月から上級レベルを目指すウィケッドクラスでのレッスンを開始しました。

 

ファウンデーションクラスの最後のプロジェクトも一足早く終わり、先月3月から、英語用ノートの使い方、アルファベットの書き方、文の書き方を一緒に見ました。

英語のノートは昔からよくある均等に引かれた4本線のものです。
昨日文房具屋さんに行ってみると、小学生用の英語ノートに、従来の4本線で、基本線(3本目)と2本目の空間が他より広く作られているものがあり、英語圏にはよくあるノートだけど、日本人が小学生で初めて英語の文字を書くとなると、難しいのではと思いました。
今習いに来ている生徒たちは、小学生で5年生になる年で、みんな几帳面な性格をしていることもあり、問題はなさそうですが、乱雑な文字を日頃から書く子供が使うには、教える側に相当の忍耐力が必要になりそうです。

今は文字指導の本まで発売されているようで(アマゾンで見かけ)、ちょっと驚きましたが、英語教育者の中にはアルファベットの一文字一文字の書き方を重要視される方もおられるようです。
それを考えると、ノート選びも大切ですね。

脱線しましたが、その4本線の英語のノートにどう文字を書くのか、まずはアルファベットの大文字、小文字、自分の名前を練習しました。
ゆか先生が教室用のノートにお手本を書き、生徒は自分のノートに書きます。
ゆか先生から見ればきれいに書けている文字も、気に入らないのか何度か書き直していました。

アルファベットの練習はその1回で十分だったので、英語の文の書き方を学習しました。

文の最初の文字は大文字で書くこと、単語と単語の間には鉛筆一本分くらいのスペースを空けること、文を書き終わったらピリオド(黒い丸)をつけること、改行するときに単語の途中で切ってはいけないこと、人の名前や地名など、固有名詞は大文字で始まることを学びます。

今はもう大学生になっていますが、3歳から大手の英会話スクールで英語を習い、中学生頃にYELに来た生徒は、改行するときに単語の途中で切り離して書いていたので注意をしていましたが、クセはすぐには治らないもので、半年くらいはそのように書いていました。学校でも注意されていたと思うので、高校生になる頃には改善されました。
ほとんどの子供達は小学生のうちに教えられれば覚えられますが、大手スクールでルールをしっかり教えられなかったのか、この生徒は人の話を上の空で聞く性格もあり、生徒一人ひとりの個性を見極めた指導は大切だと学びました。

Maddieの学習記録はまた夜に続きます。