過去進行形の疑問文を理解する
Zoeの11月の3回目と4回目のレッスンをまとめて。
単語のテストはそれぞれ、動詞と名詞32単語のスペリングテストをしました。
難しい単語も正しく書けていたのですが、名詞の「農場」= farm が framになってしまいました。惜しい・・・。
11月後半は、過去進行形の学習(4級内容)をしました。
英語の過去進行形の表現を理解するには、日本語で、現在形と現在進行形の違い(5級内容)を理解できていなければ、まったく理解できないことになります。
たとえば、以下の2つの文の違いが分かるかどうか。
① わたしは毎朝、朝ごはんを食べます。
② わたしは今、朝ごはんを食べています。
「そのくらいわかるでしょ」と大人は思うかもしれませんが、中には小学校高学年の児童や中学生でもわからない子がいます。英語の文法をなかなか理解できなくて困っている親御さんや英語の先生は、まず母語の日本語が理解できているのか疑うべきです。
Zoeはまずここのハードルはクリア。
英語の理解へ進みます。
BE動詞と動詞の原形は仲が悪いけど、進行形になるとBE動詞と動詞のingは仲が良いんだよ〜と形を覚えます。
文の組み立てはまずは肯定文の理解。
これは進行形に限らず、主語+動詞で始まるのでZoeもすんなり理解しました。
次は疑問文。
前回から引き続き、疑問詞も含んだ疑問文なので、先頭に疑問詞がくることは理解しています。
練習問題をノートに書き終わって、肯定文と疑問文を見比べながら、
「この文は、これ(be動詞)はどうしてここに来てるの? 他の文は主語の後にくるのに」
と質問。
疑問文になるとbe動詞が主語の前に出てくるのが不思議に感じたようです。
疑問文を作る際に何度か説明をしていたのですが、納得できていなかったようです。
もう一度説明をすると、頷いて聞いていましたが、どうも理解していない様子。
はて、どう説明すると分かるかな、と考えていると、Zoeはノートに書いた文を見ながら再び同じ質問をしました。
しかし質問をしながら理解ができたようで、
「あ、疑問文だから、be動詞がここにきたんだ」
と納得したように頷きました。
子供たちの理解力は様々で、理解するまでの過程も様々です。理解しているように見えてしていない子もいます。
数回のレッスンで十分な理解はできないので、また次回確認テストをやってから、次へ進みたいと思います。
次回は「助動詞」です。